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2021年10月 9日 (土)

心の潜水病

後期が始まって3週間目を迎えます。

これから授業の7割を対面にしていこうという方針が大学から発表されました。

うれしい人もいれば、

とまどっている人もいるようです。

先日の授業でも、

「人に会わない生活」を続けてきて

急に毎日のように「人に会う生活」を送ることに

不安を感じている声がちらはら聞こえてきました。

 

「こころの潜水病」といわれていることがあります。

「夜と霧」のフランクルが、

強制収容所から解放されるという

待ちに待ったいい変化であったとしても

急激な変化を体験することでこころを病んでしまった人たちがいたと報告しています。

 

 Diver

 

海底深く潜っていた潜水夫が海面に急いで上がると陥る「潜水病」にかけて

こころが潜水病にならないように、

いい方向への変化であっても予告をし、ゆっくりと時間をかけて

変化になじんでいく重要性を彼は唱えていました。

 

対面授業を楽しみにしている学生にとっても、

変化は心に負担をかけることがあります。

 

コロナ禍で身に着けた新しい受講スタイルに

やっとなじみ、そこにとどまりつづけたいと思っている学生にとっては

一層、負担を感じるかもしれません。

 

今、大切にできたらいいことは

急に変化するのではなく、ゆっくりと変化することを尊重しあえること、

一律の姿に変化するのではなく、多様な変化のあり様を認め合えること、

また、「もとの日常にもどる」ではなく、「新しい日常をつくる」チャレンジをしていくことでは

ないかしらね。(ま)

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