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2021年8月13日 (金)

スポーツと心理士

オリンピックの連日の熱戦が終わりました。

スポーツと心理士、実はとても深い関係です。

 

かって、冬季オリンピックで

フィンランドの選手やコーチが試合前後に

もくもくと編み物をしていることが話題になりました。

 

Photo_20210813184101

今回の東京オリンピックでも

高飛び込みのトム・デーリー選手が

(笑顔がすてきよね。彼は

ハズバンドがいて、子どももいます!)

編み物をしている映像が流れましたが、

彼曰く、

メダルをとれたのは編み物のお蔭だとか。

 

彼はどうかわかりませんが、

フィンランドのチームが編み物をしていたのは

このチームのスポーツ心理士からの助言だそうです。

編み物をしていると自然にたどりつく

リラックスをしてるけど

高い集中力をキープできるという心理状態、

これが選手の緊張やプレッシャーを軽減し、

最上級のパフォーマンスを生み出す手伝いをするわけです。

 

スポーツ選手の心理状態については

オリンピック前の大坂なおみ選手のことで

ちょっと話題になりました。

世間には、強い人は心も強くあらねばという

勝手な思い込みがあるようです。

ですが、どんな人間も心が傷ついたり、

弱ったりすることはあるのです。

メンタルヘルスを維持できない人は

弱い人、なんていうのは大きな間違いです。

逆に、私は

心の弱さを自覚できている人は

強くなれる可能性を持っている人だと思ってます。

 

今回のオリンピックでも

メダルの期待をされていた

アメリカのシモン・バイルス選手が

体操女子団体決勝の途中で棄権しました。

心身が混乱状態となり、

彼女自身が「自分のメンタルヘルスを守る」ために

辞める選択をしたのです。

勇気がいったでしょうが、大切な選択ですね。

その後、他のさまざまな競技を棄権した彼女は、

一週間後に平均台の種目で銅メダルを獲得しました。

 

この一週間の間、彼女を支えたのは

身体と心の健康をサポートする専門家たち。

その中に心理士がいました。

実は、もう一つサポートしたのが

オリンピック競技場から離れた

郊外にあるある大学の体育館でした。

ここで3日間、彼女はコーチや心理士らに見守られ、

ひとり密かに練習したそうです。

決して難しい技を磨いたのではなく、

ひたすら「基本」を繰り返したといいます。

そうした経験が最高の笑顔と自信を

回復させ、彼女は競技場に戻ってきました。

 

日本でも、心理士たちが

スポーツ選手をサポートしていますが、

諸外国に比べると、まだまだその専門性を

活用しきれてないかもしれません。

これから、重要な役割を担うはずです。

心理学を学んで、そんな専門性を身につける道も

考えてみてください。(ま)

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